「きくらげ」はほとんどが輸入品

「きくらげ」は、そのほとんどが輸入品です。 国産品はというと、たったの1~2パーセント程度です。

そしてその輸入品のほとんが「中国産」です。
輸入の統計資料を見ると、台湾やベトナムの名前もありますが、全部足しても中国の1%にも到達しないほど、圧倒的に中国産です。

そして、中国から来る木耳は「乾燥きくらげ」です。

もちろん、乾燥きくらげは、水やお湯などで戻してから調理に使いますので、乾燥状態より食べるときの量は増えます。 初めて乾燥きくらげをもどすと、その膨張量にびっくりすると思います。

なお乾燥きくらげは、その重さを10倍することで、生のきくらげの相当量に換算されます。 乾燥しいたけの場合は7倍ですので、膨張の度合いは、しいたけより、ずっと大きいことが分かります。



乾燥きくらげの輸入の経過

乾燥きくらげの中国からの輸入はず~っと安定して続いていましたが、2008年~2009年に急に落ち込んでいます。

これは、中国製冷凍餃子中毒事件が原因といわれてます。 その後は、徐々に回復基調です。



国内の産地は

国産の「きくらげ」は、乾燥きくらげと、生のきくらげがあります。 国内では、各地で生産されているものの、規模的にはそれほど大きくないです。

産地における生産戸数も多くない(1~十数戸)ので、安定的とは言いにくい側面もあります。

ネットでは、熊本など九州産の「きくらげ」を目にすることもありますが、九州に限らず、量は少ないながら全国各地の「きくらげ」があります。



消費量は「なめこ」と同等

ところで、「きくらげ」の国内の消費量は、実は「なめこ」と肩を並べるほどの規模です。 意外に感じるかもしれませんね。

なめこの場合、味噌汁をはじめ、家庭でよく調理されます。 そのため「なめこ」は、スーパーやお店などで直接購入する機会が多く、すごく身近な感じがします。

その一方で「きくらげ」の場合、あまり「きくらげ」をお店で購入する機会がないと思います。 きくらげは、既に調理されたものを食べることが多いので、調理前の「きくらげ」への馴染みが少ないです。 そのためか、産地を気にする機会も少ない気がします。



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